脱毛器に即効性はありません。抜くよりも待つ我慢が大切です

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頭や腕や脚、ワキ、それに顔。あちこちに生えている「毛」は生理学的にきちんと存在理由があるのに、それらの一部は女性から勝手に「むだ」毛と呼ばれています。少なくともむだ毛は必要悪なのです。体毛は皮膚を保護し、紫外線を防ぐなど体を守る働きをしていますが、それを一方的に取り除いてしまうことは、生体のバリア機能を弱めてしまうことにつながりかねません。

本来あるものをなくそうとすることは自然の理に逆らっているので、それを実行するには、大変なエネルギーが必要で手間も時間もかかるのです。それを理解したうえで脱毛の極意は、ひとつには「安易に抜かないこと」。もうひとつは「根気よく続ける努力」です。脱毛のトラブルの多くは無理に抜くことによって起こります。根こそぎ取り除きたい、という気持ちはよくわかりますが、どうかこらえてください。

それを証明するように、脱毛器の多くはむだ毛を単に「抜く」という処理をしません。当座焼き切ることはあるにしても、すぐに抜いてしまうようなことはありません。無理に抜いた時の毛穴のダメージは想像以上に深刻なトラブルを引き起こし、回復に相当の時間がかかるからです。脱毛というと肌が露出する夏場ばかりがクローズアップされますが、実際には夏場はターゲットシーズンであって、準備はもう冬のうちからおさおさ怠りないようにしなくてはなりません。

いま目に見えているむだ毛は、全体の3分の1程度にすぎないと言われています。残り3分の2は休止状態にあるか、あるいは毛母細胞が分裂を始めたばかりでまだ実際に表面には顔をだしていないものです。ということは、脱毛器を使うにあたっては、少なくとも生え変わり3回以上のサイクルを経過しないと効果は期待できないといえるでしょう。

その間、焦りは禁物です。即効性を求めるなら質の良い脱毛クリームか、どうしてもの場合はカミソリで対処してください。応急処置とはいえ、抜いてはいけません。今すぐにでもなんとかしたい!というみなさんも、その場しのぎの脱毛に汲々とせず、鬼が笑いそうですが来年の夏に向けて準備を始めてください。自分に合った脱毛器を選び、根気よく処理を続けることができればきっと十分な結果が得られることでしょう。

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