本当は「ムダ」ではないムダ毛・・・脱毛するならお手柔らかに
暑いと薄着になり、寒いとたくさん着込む・・・私たち人間は、よく「他の動物と違って毛がないから」といいますが、これは厳密に言うと誤りです。いかにも皮膚を露出しているかのような人間の体も、足の裏と手のひらをのぞいて、およそ100~140万本の毛でおおわれています。実際ムダな毛など1本もなく、皮膚を保護するため、体温の保持のため、それぞれきちんと理由があって生えているのです。それを美容上、つまり見た目に「美しくないと思われる」毛はムダ毛と問答無用に断罪され、邪魔者扱いされてしまいます。
具体的に言えば「頭髪意外で外見上不必要と思われる毛」はみんなムダ毛ということになります。あくまで外見であって本来の機能はほとんど考慮されていません。 その「駆除」のためにはお金も、時間も、痛みの我慢すら惜しまない、というのはどれほど憎まれているのか、かわいそうになるほどです。
このムダ毛は非常に個体差(個人差)があります。それを左右するのは男性ホルモンで、遺伝の要素が比較的強く反映されます。男性ホルモンは発毛司令を出し、生育を促します。体質改善にはいろんな方法があるのに、体毛改善というのはありません。やむをえず、目に見える部分だけでも取り除く=脱毛 に努力するのはしごく当然のことですが、本来あるべきものを無理になくそうとするのは、やはり体に負担をかけます。
脱毛もダイエットと同じで、無理は禁物です。カミソリの当てすぎでお肌が黒ずんだり、毛抜きで抜いたあとの埋没毛などはその反作用といっていいでしょう。肌のみならず体に負担にならずに脱毛をするのが理想です。できれば、やはりプロにお任せするのが一番いいでしょう。無理はしませんし、毛周期などもよく知っているはずですから、適したプランを組んでくれるでしょう。お金はかかりますが、自分では途中でいやになって放り出してしまう作業もきちんとやってもらうことができるでしょう。気になるところだけでもプロの手にかかれば、ずいぶん違います。
自分で処理する場合、特に脱毛器を使う場合には使用に注意しないとヤケドになったりすることもあるので、くれぐれも「自己流」に陥らないよう気をつけましょう。あとは、「ある程度の許容」です。エチケット違反はいけませんが、気にならない程度で良しとする寛容さも必要かもしれません。何しろ必要なものを無理に取り除こうとする荒業なのですから。
